現在国内で流行している季節性インフルエンザのウイルスは、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型とB型(ビクトリア系統)です。
流行しやすい年齢層は、ウイルスの型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
基本的な感染対策
インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、「手洗い」、「マスクの着用を含む咳エチケット」などが有効です。
マスクの着用が効果的な場面
○高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関を受診する時や、高齢者施設などを訪問する時などは、マスクの着用を推奨します。
○インフルエンザの流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。
※子どものマスクの着用については、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
症状がある場合
○咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
○鼻水・たんなどを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
予防接種
インフルエンザの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
高萩市では令和7年1月31日まで、高萩市に住民登録のある
・65歳以上の人
・60~64歳で心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される人、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人
・1~18歳の人
に費用助成を行っています。
詳しくはコチラ
日常生活での予防のポイント
1.流行前のワクチン接種
2.外出後の手洗い等
3.適度な湿度の保持
4.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5.人混みや繁華街への外出を控える
6.室内ではこまめに換気をする
発生状況やQ&Aは → 厚生労働省 インフルエンザ(総合ページ)