出産が近づくころ~出産まで

出産が近づくと・・・

出産が近づいてくると、体に色々な変化があらわれてきます。

  • おなかが頻繁に張る
  • 胃のあたりがすいたような感じがする
  • 尿が近くなる
  • 腰の周りが痛み、ももの付け根が押される感じがする。
  • おりものが増える
  • 胎動が少なくなる

※出産の徴候がはっきりと出ない人もいます。

出産予定日は目安です。その日に生まれるとは限りません。予定日の前3週間、後2週間(妊娠37週~42週未満)の出産を正期産といい、正常の範囲内です。

 

出産の始まり

一般的に次のような徴候があらわれます。徴候があったら、産院に連絡し、医師や助産師からの指示を受けましょう

≪規則的な子宮収縮≫

おなかが張って腰にも響く状態が、一定の間隔で規則的に起こります。この子宮の収縮が10分おきの間隔で起こるようになたら陣痛が始まったことになります。

≪血液のまじったおりもの(おしるし)≫

おしるし(産徴)といって血性のおりものが少量みられます。このあと1~2日のうちに陣痛が始まります

≪破水≫

出産が進み子宮口が胎児の頭が通れるくらいに十分に開いたときに破水は起こります。その前に破水することを、「前期破水(陣痛が開始する前の破水)」または「早期破水(陣痛が開始いてからの破水)」といいます。

そのままにしておくと赤ちゃんが細菌などに感染する心配があるので、早めに入院しなければなりません。破水をしたら、産院へ連絡してください。

 

出産の進行

一般的な出産の進み方で、個人差があります。

準備期・初産で6~8時間

  • 一回の収縮(陣痛)時間 20~30秒
  • 陣痛の間隔 5~10分
  • 子宮口の開大 0~2センチメートル

《産院に連絡・入院》

陣痛と陣痛の間隔があいているので、痛みのない間に慌てず落ち着いて行動し、産院に連絡し指示に従いましょう。

この時期におしるしや破水があることもあります。

加速期・初産で約2時間

  • 一回の収縮(陣痛)時間 40~50秒
  • 陣痛の間隔 2~4分
  • 子宮口の開大 2~4センチメートル

《できるだけリラックス!》

陣痛がだんだん強くなります。赤ちゃんは回りながら産道を下りてきています。陣痛の波が来たら、深呼吸やマッサージ、少しでも楽に感じる姿勢でリラックスを心掛けましょう。

極期~減速期・初産で約4時間

  • 一回の収縮(陣痛)時間 60秒
  • 陣痛の間隔 1~2分
  • 子宮口の開大 4~10センチメートル

《分娩室へ》

いきみたくなるのを、もう少し我慢。赤ちゃんに十分な酸素が行くよう、体に力が入らないように呼吸法を使いながら、いきみを逃しましょう。

娩出期・初産で約2時間

  • 一回の収縮(陣痛)時間 60~80秒の長く強い痛み
  • 陣痛の間隔 3分2分1分と短くなる
  • 子宮口の開大 10センチメートル(全開)破水が起こる

《娩出》

いきみに合わせ赤ちゃんの頭が見え隠れし、ひっこまなくなる。

助産師さんの指示に従い短促呼吸(ハッ、ハッ、ハッ)に切り替え、陣痛の波に合わせて力いっぱいいきみます。(赤ちゃんが出にくい場合は会陰切開する場合もあります)

赤ちゃん誕生!!

産後期・初産で15~30分

赤ちゃんが産まれた後、軽い陣痛がきます。指示に従っていきむと胎盤が排出されます。

ママお疲れ様でした(^o^)赤ちゃんとの対面です。赤ちゃんを腕に抱いたり、母乳を吸わせたりします。その後、分娩台でしばらく休み様子を見ます。

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  • 【ID】P-6012
  • 【更新日】2015年10月17日
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