生後6ヶ月ごろになると、下の前歯が生えてきます。
(生え方は、時期も順番も個人差があるのでこの通りではありません)
生えたばかりの歯は未完成の状態で、唾液の中からカルシウムやリンなどのミネラルを取り込んで、歯の表面のエナメル質が時間をかけて硬くなっていきます。
乳歯の生え方
《6ヶ月ごろ、下の前歯が生える》
→《10ヶ月ごろ、上の前歯が生える》
→《1歳ごろ、生えた前歯の両隣が上下とも生える》
※一般的な生え方の目安です。
時期や順番は個人差があるので、この通りでなくても心配はいりません。
乳歯
乳歯は永久歯に比べて、歯の表面のエナメル質が薄くて弱く、むし歯が進行しやすいのが特徴です。
この時期、むし歯から歯を守るためにも、しっかりと歯みがき習慣を身につけることが大切です。
むし歯菌の母子伝ぱに注意!!
むし歯菌の多くは、身近にいる保護者などの「だ液」を通して感染します。
大人が噛んだ物を直接口移しで与えたり、スプーンやコップなどを共有したりするのはやめましょう。
ただし、感染を恐れて頬ずりなどのスキンシップをやめる必要はありません。