乳歯が1本でも生えてきたら、仕上げみがきを始めましょう!
初めは1日1回、機嫌のよいときに。
慣れてきたら朝晩、仕上げみがきをしてみましょう。
特に夜は丁寧にみがいてあげましょう。
最初は、ガーゼを濡らして優しく歯をみがいてあげてもいいでしょう。
歯みがきのポイント!!
- 歯が生えていない頃から、パパやママの手のひらで赤ちゃんのほっぺたを触ったり、人差し指の腹で唇を触ってコミュニケーションをとってみましょう。
口に触られることに慣れることが歯みがきを始める上で大切です。 - 歯みがきの際には、ベビー専用のフッ素入りのジェル状歯みがき剤やスプレーがあるので活用しましょう。
フッ素を使うとエナメル質が強くなり、むし歯菌の出す酸に負けにくい上部な歯になります。
歯ブラシ選び
仕上げみがき
- 毛足が短く、毛が密集して、毛束が四角に近いもの
- 毛先が平らでなめらかに処理してある
- 毛の硬さはやわらかめの物を
自分みがき
子ども専用の歯ブラシを使いましょう。
子どもは、歯ブラシを噛むことが多いです。
子ども専用の歯ブラシをカミカミすることで、歯ブラシの感触に慣れる効果があります。
自分みがき用は、のど突き防止仕様の物を選びましょう。
歯みがきの姿勢
抱っこみがき
ママは座って抱っこして、ママ側の子どもの手をママの脇の下はさんでみがくとやりやすいでしょう。
寝かせみがき
ママは座って足を開き、その間にお子さんを寝かせてみがきます。
※お子さんは大抵歯みがきを嫌がります。
手が出たり、頭を動かしてしまい危険な時は、ママの足で頭や手を固定してみがきましょう。
歯ブラシに力は入れず小刻みに手早くみがいていきましょう。
※2~3歳くらいまで大抵のお子さんは暴れて歯みがきを嫌がります。
歯みがきができても、できなくても「今日はここまでできたね」「わあ、上手!」と声掛けをしてあげましょう。
お子さんが歯みがきを楽しい、歯みがきすると褒められる、喜んでくれるという感覚を促しましょう。