事故の予防について

まず第一に、命にかかわる事故と後遺障害が残る事故を防ぐことを考えましょう。子どもの発達や兄弟姉妹の有無、家屋の構造など、各家庭によっても危険性は異なるため、各家庭における事故予防対策が必要です。

まだできないだろうから・・・それほど動かないから・・・・では危険!!

想像力を働かせて、子どもが生活する場所を家族で点検・見直し、事故予防に取り組むことが大切です。

優先すべき事故の予防策

ベッドからの転落 ベビーベッドの柵は常に上げる。
ベッド柵の足掛かりから柵の上部まで50センチメートル以上確保する。
乳児を大人用ベッドに寝かさない。寝かせたまま放置しない。
ベビーカーからの転落 ベルトで固定する。ちょっとだからと言ってベルトをせず、乗せるだけはダメ!
ベビーカーを止めたときに、安定・固定の確認。
ベビーカーの後ろ(フック等)に重い荷物を乗せない。
ベランダや窓からの転落 手すりの格子の隙間は11センチメートル以内か確認!!
踏み台となるものは、手すり柵から60センチメートル以上離す。設置しない。エアコンの室外機も注意!
窓際にベッドやソファや椅子、棚等踏み台になるものは設置しない。
外に通じる扉には鍵(さらにチャイルドロック)をかける。
誤飲・窒息 口径39ミリメートル以下(トイレットペーパーの芯を通るくらいの大きさのもの)床面から1m以上の高さの場所に置く。
母子手帳の後ろにある、誤飲チェッカーで物の大きさをチェックする。
一口サイズの食品で、ある程度の硬さがあるものは4分割して食べさせる。
(ミニトマト・ブドウ・みたらし団子・白玉団子・こんにゃくゼリー・ホットドックなど)
寝ている時はスタイを外す。
寝ているところにタオルやぬいぐるみ、ひも等を置かない。
薬やピーナツなどの豆類、ボタン電池の取り扱いに注意!手の届く所への置きっぱなし
床に落下しやすい物のため注意!
気管支異物 3歳(または5歳)になるまで乾いたピーナッツは食べさせない。
寝たままや歩きながら物を食べさせない。
浴槽での溺水 子どもが浴室に入れないようにする。
子どもだけで入浴させない。
子どもが小さいうちは残し湯をしない。
入浴時は、子どもから離れない。
浴槽の底に滑り止めマット等を敷く。
やけど 給湯温度の設定を50℃以下にする。
テーブルクロスは使用しない。(引っ張って載せてあるものを頭からかぶってしまう)
キッチンに子どもが入れないように、柵をつける。
子どもの手が届く所に電気ポットや炊飯器、お湯が入ったカップめん、加熱したての食材を置かない。
ドア、窓で挟む事故 子どもを確認後に自動車のドアを閉める。
自動車のチャイルドロックの使用。
ドアを閉めるときは、子どもの動きや位置を確認する。ドアの開閉部分にいなくても、逆の蝶番側に手を入れていて挟めることもある。
口腔内・眼球・耳刺傷 箸・歯ブラシ・フォーク・鉛筆など持って歩かせない。
大人が耳かきをしているところを子どもに見せない。(真似をして、耳を刺傷してしまう)

参考資料

※医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故ー子ども編ー(2013年3月28日公表)

※緑園こどもクリニック院長 国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター 山中龍宏医師 提供

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  • 【ID】P-6057
  • 【更新日】2016年1月25日
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