子どものすこやかな成長のためには、乳幼児のころから歯の健康に気を配り、適切にケアすることがとても大切です。
乳歯の健康を保つことは、永久歯や顎の発育にも大きく影響します。
歯の健康を守るための大切なポイントを押さえ、子どもの歯をむし歯から守りましょう。
なぜ、むし歯になるの?
- むし歯菌(ミュータンス菌などの細菌)が糖質を取り込み、歯垢(プラーク)を作り出します。
- 歯垢(プラーク)の中でむし歯菌が増え、糖質から酸を作ります。
- 酸によって歯質(エナメル質)が溶け出し、進行するとむし歯になります。
むし歯予防の大切なポイント
おやつや飲み物に注意しましょう
お子さんがすこやかに成長していくうえで、おやつ(間食)は大切な栄養補給源となっています。
ただし、お菓子に含まれる糖分は、ごはんやパンなどに含まれる糖質より、むし歯の原因になりやすいです。
おやつは、おせんべいやスナック菓子、代用甘味料を使用したお菓子など、糖分が少なく、歯にくっつきにくいお菓子を選びましょう。
お子さんが欲しがるときに与えるのでなく、時間を決めて、長時間ダラダラ食べ続けないようにしましょう。
飲み物は、水やお茶などの砂糖が含まれていないものを選ぶようにしましょう。
歯を強くしましょう
だ液には、抗菌作用や歯を守る役割があります。
よく噛んで、しっかりだ液をだすことで、天然のむし歯予防剤になります。
むし歯を予防するため、定期歯科検診時に歯の表面にフッ化物を塗布することが有効です。
※フッ化物とは、フッ素が水に溶けた化合物のことで、地中や海水、河川水、食肉や野菜、果物、水やお茶などの自然界にあるもので、有害性はありません。
乳歯は生後半年ごろから生え始め、3歳には生えそろいます。
生え始めて間もない乳歯はむし歯になりやすい反面、フッ化物が歯に取り込まれやすいという特徴があります。
このため、フッ化物塗布は乳歯が生えてから間もないころに行うことが推奨されています。
市の集団健診(1歳6か月、2歳、3歳)ではフッ化物塗布を実施しています。
また、永久歯は成長の早い子は4歳から、多くは5歳から6歳で生え始めます。
永久歯を守るため、こうした時期にフッ化物塗布を受けることが推奨されています。
フッ化物塗布と合わせて実施することが推奨される科学的根拠に基づくむし歯予防法があります。
- フッ化物配合歯みがき剤:
フッ素配合の歯みがき剤を毎日使用しましょう。 - フッ化物洗口:
洗口液でブクブクうがいを行いましょう。
※詳しくは、茨城県歯科医師会のホームページへ
正しい歯みがきのお手本と仕上げ磨きの両方をしましょう
お子さんの歯みがき習慣は、最初の歯が生えたときから始まります。
大人が正しい歯みがきのお手本を見せ、お子さんが自分で磨いた後に、仕上げ磨きをしましょう。
むし歯を予防するためには、正しい歯みがき習慣を身につけることが大切です。
かかりつけの歯科医院で定期検診を受けましょう
気軽に相談できるかかりつけの歯科医院をもち、定期検診を欠かさずに受診しましょう。
大人もお子さんと一緒に受診し、ご自身のむし歯や歯周病の早期発見、治療に努めることが大切です。
歯についての相談
健康づくり課では、年8回の歯科相談を設けています。
歯科衛生士と個別相談ができますので、お気軽にお申し込みください。
※詳しくは、歯科相談のページへ