のびのびと、こころ豊かに美しい自然のなかで子育てを
取材:2023年
都会よりも、自然に囲まれた環境を求めて
都内で暮らしていましたが、子どもが生まれることを機に自然豊かな環境を求めて移住を決意。お互いの実家とも行き来しやすい茨城県北エリアで移住先を探しました。
高萩市で地域おこし協力隊を募集していることを知り、自然に恵まれた土地のイメージや、アウトドアに関する活動内容にも惹かれて応募。人でごった返す都市部よりも、大自然と身近にふれあえる環境のほうが情操教育にも良い効果があるはずと期待しています。
不安を忘れて笑顔になれる、子育て支援の輪
はじめての出産と子育てを慣れない土地で迎えることには正直不安もありました。
そんなとき、頼りになったのが総合福祉センター内の「萩っ子つどいの広場」。赤ちゃん教室など楽しくてためになるイベントが多く、保健師さんに子育てについて相談することもできてありがたいですね。
紙オムツの補助など、さらに支援が増えるともっと嬉しいです。
やさしさと快適さに満ちたコンパクトシティ
移住してくる前から、高萩は海も山もある自然豊かな土地というイメージ。実際に暮らしてみてその印象はより強くなり、さらに人もあたたかいという嬉しい要素がプラスされました。
食料品や日用品など普段の買い物には困らないし、飲食店や遊ぶ遊ぶ場所も揃っているから暮らしがすべて完結できる。
これから職場となるアクティビティ施設も、小山ダムのほとりという絶好の環境なので、大自然の癒しをいつでも感じられます。
家族みんなで、夢に向かって歩みたい
協力隊の活動のひとつであるキッチンカーは、任期終了後も続けていくのが理想。飲食業のスキルをいかしつつ、市の支援制度を活用して独立開業することを目指しています。
育休中の妻も、いずれは復職して子育てと仕事を両立させていく予定。子どもには、自分の頭で考えて行動できる大人になってほしいので、大自然とのふれあいのなかから自分自身の感性で多くのものを学びとり、健やかに成長してくれることを願います。
プロフィール
氏名:柴田 昇平(しばた しょうへい)さん、浩美(ひろみ)さん
出身地:夫(日立市)、妻(常陸太田市)
地域おこし協力隊として2022年に高萩市へ移住し、高萩まつりなどのイベントで特産品のほおずきを使ったメニューをキッチンカーで提供するほか、はぎビレッジ内のオートリゾート施設の開業準備スタッフとしても活躍中。