概要
高萩市では、1970 年代から80 年代を中心に、増加する人口にあわせ、多くの公共施設を整備してきました。現在は、この時期に整備された公共施設が一斉に更新(大規模改修や建替え)の時期を迎えています。
一方で、現在の財政状況は、人口減少・高齢化に伴う税収の減少等が見込まれる厳しい状況に加え、社会保障関係経費の増加や、近年では物価や光熱費高騰の影響を大きく受け大変厳しい財政状況になっています。
公共施設マネジメントは、市民の生命と財産を第一に考え、限られた財源のなかで適切な老朽化対策を講じていくために、人口規模に合わせた適正配置と適正量保有を目指す、大変重要な取組です。
その取組を推進するにあたっては、公共施設の整備や管理運営をより一層効率的に行い、既存施設の集約化・複合化を推進していくことになりますが、本市では、機能は減らすことなく、施設を集約することで、それによる利便性の向上や機能の充実を図ることを目指しています。
計画
高萩市公共施設等管理計画基本方針(平成26年3月)策定し、公共施設の老朽化対策に取り組んできました。
高萩市公共施設等管理計画基本方針策定後、約5年が経過し、市の公共施設や公共施設を取り巻く状況も変化してきたことから、令和2年3月に、将来を見据えた具体的な改善策をとりまとめて「高萩市公共施設等管理計画 改訂版」を策定しました。あわせて、実行に向けて取り組むべく施設類型ごとの具体的方針となる「高萩市公共施設個別施設計画」を策定しました。
今回、令和6年度で「高萩市公共施設等管理計画 改訂版」の第1期の前期が終了することから、内容の見直しを行い、「高萩市公共施設等管理計画再改訂版」としてとりまとめました。
高萩市公共施設等管理計画再改訂版(令和7年8月策定)
高萩市公共施設等管理計画改訂版及び高萩市公共施設個別施設計画(令和5年5月一部改訂)
令和4年4月1日付で改訂された総務省による「公共施設等総合管理計画の策定等に関する指針」に合わせ、脱炭素化事業に係る記述について追加しました。
計画の進捗状況
各年度ごとの進捗状況等につきましては、下記報告書をご覧ください。
(なお、令和2年度と令和3年度の進捗状況は、中間評価として1つの報告書にまとめて掲載しています)