離乳食の開始サインは色々あります♪
- 首がすわり、支えがあれば一人で座ることができる
- パパやママが食べている時に興味を示すようになった。食べ物を見て、よだれが出る。
- スプーンを口に入れても舌で押し出すことが少ない
・・・など、色々なサインが出てきます。離乳食を始める目安としては5か月ごろですが、あくまで目安です。お子さんによって早く食べ始まる子もいればゆっくり食べ始まる子、それぞれです☆ママは、ゆったりした気持ちで離乳食を始めてみてください。お子さんにご飯は楽しい♪と感じてもらうことも大切です☆
進め方の注意とポイント
- 個人差があるので、他の赤ちゃんとくらべない
- 新しい(初めての)食材は1さじから
- はじめは果物などもすりおろしてから少し温めたり、加熱したものを冷ましてからあげましょう
- 家族にアレルギーの方がいる場合等、心配な場合は医師に相談しながら離乳食を進めてみましょう
- はちみつは満1歳まで使わないようにする。(乳児ボツリヌス症予防)
- 牛乳の飲用は1歳を過ぎたころから
- フォローアップミルクは鉄分の不足しやすい9か月以降に(母乳や育児用ミルクの代替え品ではありません)
ごっくん期(生後5~6か月ごろから ※月齢はめやすで個人差があります)
まずは、1日1~2回(1さじからのスタート☆)
目的
食べることに慣れる
硬さの目安
ドロドロ状
食材
10倍粥 パンがゆ 野菜 果物 豆腐
味付け
味付けせず、素材の味を生かしましょう♪
量の目安
おかゆ1さじから始め、2~3日に1さじの割合で増やしてみましょう
ポイント
- つぶしがゆ3~4さじになったら、やわらかく煮た野菜、果物、つぶした豆腐、白身魚も小さじ1から始める
- 食後の母乳やミルクは欲しがるだけ与えましょう
もぐもぐ期 1日2回
舌が上下に動くようになり、もぐもぐ・ごっくんできるようになったら少しずつもぐもぐ期にチャレンジしてみましょう
目的
食事のリズムをつける
硬さの目安
ベタベタ状(舌でつぶせる硬さ)
食材
7倍がゆ、赤身魚(まぐろ・かつお)、海藻、脂肪分の少ない鶏肉、野菜(緑黄色野菜)
味付け
だし汁で風味付け程度に
量の目安
- ごはん
茶碗半分~軽く1杯
- 肉魚・野菜類
小さじ5杯程度
ポイント
- 味や舌触りを楽しめるよう、種類を徐々に増やしていきましょう
- 卵は卵黄の固ゆでから始め、慣れてきたら全卵1/3に
かみかみ期 1日3回
舌が左右に動かせる、食べる量が安定してきた、かみかみ食べができるようになったら少しずつかみかみ期にチャレンジしてみましょう
目的
家族と一緒に楽しく食べる
硬さの目安
バナナ状(歯ぐきでつぶせる硬さ)
食材
5倍がゆ、赤身魚(まぐろ・かつお)、海藻、脂肪分の少ない鶏肉、野菜(緑黄色野菜)
9か月以降は鉄分が不足しやすいので赤身の魚や肉、レバーを加えていきましょう。
味付け
大人よりうす味に
量の目安
- ごはん茶碗軽く1杯
- 肉魚・野菜類
大さじ3杯程度
ポイント
食べても食べなくても、家族と一緒に食べる楽しさを感じてもらいましょう。
パクパク期 1日3回
目的
自分で手づかみで食べる楽しさを感じる
硬さの目安
肉団子状(歯ぐきでかめる硬さ)
量の目安
- ごはん
茶碗軽く1杯
- 肉・魚
大さじ1杯
- 野菜類
大さじ3杯程度
ポイント
栄養の大半を母乳やミルク以外からとれるようになったら、離乳の完了ですが、急に大人と同じ食事は無理があるので、硬さや食材に気を配りましょう。
離乳食のアドバイス
- できるだけ素材の味やだしを生かして薄味に調理しましょう。
- 1日1回でも一緒に食べて、家族で食事を楽しみましょう。
- 手づかみ食べなどで「自分で食べる力」を育てましょう。
- つかみやすい形状にしましょう。(おにぎり スティック状)
- 食事用エプロンをつけたり、掃除しやすいように下に新聞紙等を敷いてみましょう。
簡単☆10倍がゆの作り方
米1:水10の割合で深い湯飲み茶わんに、米と水を入れ、ごはんを炊く時に炊飯器の中央に一緒に入れて炊くと、同時にご飯とおかゆが炊き上がります。
※水の割合を変えることで5倍がゆ・7倍がゆ、軟飯を作ることができます。
離乳食最初のころは☆作った10倍がゆをさらに、すりつぶしながらこします!!さらにひと手間でドロドロ状にしましょう♪