学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより、健康の増進、体位の向上を図ることはもちろんのこと、食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材として、給食の時間はもとより各教科や特別活動、総合的な学習において活用することができます。
特に、給食の時間では、準備から後片付けを通して、計画的・継続的に指導を行うことにより、児童生徒に望ましい食習慣と食に関する実践力を身につけさせることができます。
また、学校給食に地場産物を活用したり、各地の郷土食や行事食を提供することを通じて、地域の文化や伝統に対する理解と関心を深めることもできるなど高い教育効果が期待できます。