本日、9月30日に、長久保赤水関係資料693点を国の重要文化財に指定する旨の官報告示があったことは、高萩市民にとってこの上ない喜びとなりました。
これらの関係資料が、「赤水の学問の内容、交友関係、生涯の実績を考えるうえで最もまとまった資料群で、地図史等の研究に学術的価値が高い」と評されたのは、貴重な資料を大切に保存されてきた子孫の方々のご苦労、郷土史家や長久保赤水顕彰会による研究・顕彰活動、並びに関係者の皆様のご尽力が報われた結果であると考えております。
今年3月に国の文化審議会からの答申が文部科学大臣へ出されてからの半年間、市では赤水の業績について市報やホームページなどで広く市民の皆さんへお知らせし、また、各種メディアでも取り上げていただきました。全国的にも赤水の知名度は向上してまいりましたが、まだまだ道半ばであります。
今回の重要文化財指定により、赤水資料は国民的財産として位置づけられました。市としましては、引き続き資料の保存、活用を図り、より一層長久保赤水の名とその功績を全国に発信してまいりたいと考えております。
令和2年9月30日 高萩市長 大部 勝規