公共施設マネジメントの取組
本市では、「高萩市公共施設等管理計画改訂版(以下、管理計画)」に基づき、公共施設マネジメントを推進しています。
公共施設マネジメントの推進にあたっては、公共施設の整備や管理運営をより一層効率的に行い、既存施設の集約化・複合化を推進していくことになりますが、本市では、機能は減らすことなく、施設を集約することで、それによる利便性の向上や機能の充実を図ることを目指しています。
また、本市が保有する土地・建物については、全てを経営資産と捉えつつ、公共施設としての提供から未利用財産の処分まで、常に、保有資産を有効活用することを目指しています。
高萩市公共施設等管理計画改訂版
これまで本市では、「高萩市公共施設マネジメント白書(平成25年1月)」、「高萩市公共施設等管理計画基本方針(平成26年3月)」を策定し、公共施設等の老朽化対策に取り組んできました。
また、令和2年3月には、市の公共施設や公共施設を取り巻く状況も変化してきたことから、将来を見据えた具体的な改善策をとりまとめた「高萩市公共施設等管理計画 改訂版」(以下、「管理計画」)を策定するとともに、管理計画の基本的な考え方や改善の方向性を踏まえた公共施設の修繕・更新の実施計画である「高萩市公共施設個別施設計画」(以下、「個別計画」)をあわせて策定し、老朽化対策や公共施設等の適正配置・適正保有に取り組んでいます。
なお、管理計画・個別計画策定時に設定した取組について、確認と評価を実施しています。
官民連携(PPP)の取組
効率的・効果的な行政サービスの提供や、資産の有効活用を図るために、民間のノウハウやアイデアを活用し、公共施設マネジメントに取り組んでいきます。
サウンディング型市場調査の取組
資産の有効活用
公共施設の集約化・複合化が進むことで、未利用となる資産が生じます。
これらをはじめとする本市が保有する資産について、官民連携による有効活用のほか、売却促進を図ります。
指定管理者制度
「公の施設」について、民間事業者等が持つノウハウを活用することによって、住民サービスの質の向上を図っていくことで、施設の設置目的を効果的に達成するために設けられた制度です。
公の施設…住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供するための施設
高萩市PPP/PFI手法導入優先的検討規程
公共施設等の整備や運営等を検討する際に、当該事業にPPP/PFI手法を導入する必要があるか、否かを判断する検討規程を策定いたしました。