イヤイヤ期は子どもの成長に必要な事・・・そうは分かっていても、
毎日続く子どものイヤイヤに親もイライラしたり疲れてしまいますよね。
今回はそんなイヤイヤ期を乗り切るためのポイントをご紹介します。
イヤイヤ期を乗り切る4つのポイント
ポイント1:子どもに選ばせる
例)
- 「着替えたくない」 ⇨ 「星の服とクマさん服どっちがいい?」
- 「お風呂上がりたくない」 ⇨ 「お風呂あがったら何飲む?麦茶?ポカリ?」→「ポカリ」→「じゃあ、上がって飲もう」
ポイント2:子どもの気持ちを言葉にして受け止めてあげる。子どもの意見に賛成してみる
例)
- 「悲しいね」
- 「イヤなんだね」
- 「着替えたくないんだよね」
・・・等
子どもの言っている事のおオウム返しでもOK
例)
- 「食べたくない」と言われたら「じゃあ、食べるのは終わりにしようか」(優しく伝える)
★気持ちを受け止めてあげることで、否定されない安心感が生まれ、気持ちが切り替えやすくなります。
ポイント3:子どものプライドをくすぐる
例)
- 「○○やってくれるとママうれしいな~」
- 「これができたらかっこいいな、でも、できないかな~」
- 「まさか、これはできないよ。できたらすごいよ、ママびっくりしちゃうよ」
★ママの誘導に上手く乗ってお子さんが行動してくれたら、大いに褒めてあげましょう。
ポイント4:あきらめる
例)
- 家事をしている最中に、遊んでとせがむ。泣く。→家事をするのをあきらめる。
例)
- 泣いてさわぐ、泣き止まない。→泣き止ませることをあきらめる。
★イヤイヤ期には、どんなことをしても泣き叫んだり、言うことをきかないどうしようもない時があります。
外に出たりドライブする、誰かに電話するなど環境を変えてママやパパの気持ちを切り替えましょう。イヤイヤ期には親が諦めるという切り替えも大切です。親の力が抜けると子どもの気持ちも切り替えやすくなります。
萩っ子つどいの広場の先生に聞いてみよう!イヤイヤ期を乗り切るコツ☆
福祉センター2階にある萩っ子つどいの広場の先生に、イヤイヤ期を乗り切るコツを教えてもらいました。
Q)4つのポイントの他に、イヤイヤ期を乗り切るコツはありますか?
A)子どもの感情と向き合わない(同じテンションにならない)ことですね。
子どもの感情に真面目に向き合うと、一緒にイライラしたり疲れてしまいます。子どもは「イヤ」と言いたいだけ、何だか分からないけれどママの言うことは聞きたくないだけ、など理由なく反抗したりします。
「言って聞かせないと」「やらせないと」という気持ちはひとまず置いて、「あーまたはじまった」「あらら、怒り出した」「やりたくないって言ってるなぁ、まあそれでもいいか」と力を抜いて対応してみましょう。
Q)子どもの感情と向き合わないって、ほったらかしにするみたいだけれどもいいの?
A)感情と向き合わない=無関心ではないので大丈夫です。子どもの感情は向き合わずに、受け止めてあげる!
これがコツです。
受け止め方は、4つのポイントの「ポイント2」で紹介した内容を実践してみてください。
つどいの先生からママたちへ
子どもは、ママやパパならイヤと言っても大丈夫という信頼と安心感をもって反抗しています。イヤイヤがあることは、親子の信頼関係や安心感が作れているということです。今の子育てに自信を持ってください。
それでも家でお子さんと一緒にいると疲れてしまった時は、つどいの広場に息抜きに来てください。
子育て相談窓口
子育ての悩みや不安な気持ちをご相談ください。ちょっと話を聞いてほしいでも大丈夫です。
子育て世代包括支援センター(平日8時30分~17時15分)
- 子育て支援課(電話番号:0293-23-2129)
- 健康づくり課(電話番号:0293-24-2121)
はぎハピメール相談
メールアドレス:kosodate@city.takahagi.lg.jp
同仁会児童家庭支援センター
電話番号:0293-22-0318(9時00分~17時00分)