公民館の歌(自由の朝)
- 作詞:山口 晋一
- 作曲:下総 皖一
歌詞
- 平和の春に あたらしく
郷土を興す よろこびも
公民館の つどいから
とけあう心 なごやかに
自由の朝を たたえよう - 心の花の におやかに
郷土にひらく ゆかしさも
公民館の つどいから
希望を胸に 美しい
文化の泉 くみとろう - 働くものの 安らかに
郷土に生きる たのしさも
公民館の つどいから
まどいになごむ ひとときに
明日への力 そだてよう
解説
1946年(昭和21年)7月、文部次官通牒により「公民館の設置」が奨励され、これを受けて9月には、「公民館設置促進中央連盟」が官民の協力で結成されました。
この連盟と毎日新聞社が、文部省後援により実施したのが、公民館活動の理念を示す「公民館の歌」の歌詞の全国公募です。
全国からの1017件の応募から作家の川端康成、文部省(当時)、日本放送協会、毎日新聞社、日本レコード協会などの代表による審査団によって選ばれたのが、この歌詞です。
この歌は、今でも公民館関係者の間で歌い継がれています。