教育委員会の概要
教育委員会制度
教育委員会は、「学校の組織編制、教育課程、教科書その他の教材の取扱及び教育職員の身分取扱に関する事務を行い、並びに社会教育その他教育、学術及び文化に関する事務を管理し及びこれを執行する」ために設置された行政委員会です[地方自治法第180の8]。
教育委員会は、市長が議会の同意を得て任命した教育長及び4人の委員をもって構成されます。
任期は、教育長が3年、教育委員が4年です。
また、委員のうちに保護者である者が含まれるようにしなければなりません。
教育委員の紹介(令和6年10月1日現在)
氏 名 | 任 期 | 抱 負 |
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教育長 |
令和 6 年 4 月 1 日から |
幼児教育や義務教育の充実は、子供たちの未来への投資となります。 学校、家庭、地域の皆さん、現地企業等が連携を強化し、「豊かな心と健やかな身体をもち確かな学力を身につけた子供たち」を育成していきましょう。 四者が密接に連携することにより、私たち市民一人ひとりの「たかはぎ」への誇りと愛着は、より深くなるのではないでしょうか。 そのために、教育委員会が核となり、子供たちに「良質な教育」を提供し、いきいきとした萩っ子の育成を目指します。 |
教育長職務代理者 |
令和 4 年10月 1 日から |
社会の移り変わりは本当に激しく、その変化は教育にも大きな影響を与えています。 例えば、科学技術の発達によるICT機器の普及には目を見張るものがあります。 私が教職に就いた頃、学校にはパソコンはおろかコピー機すらありませんでした。 しかし、現在では、子どもたち一人ひとりにタブレット端末が配付され、授業や家庭学習等に活用されるようになりました。 一方で、教育環境の急激な変化にともない、解決・対応すべき教育上の課題も次々と出現しているように思えます。 加えて、コロナ禍は教育活動に大きな影を落とし続けています。しかしながら、そのような中でも、子どもたちは毎日登校してきます。ですから日々の教育の営みを止めることはできません。 教育は、絶えず前に進みながら、同時にさまざまな課題に取り組んでいかなければならないという困難さを負っています。 ところで、education(=教育)には、「能力を引き出す」あるいは「養い育てる」という意味があります。 さらに語源をたどると、eが「外へ」という接頭辞、それに「導く」という意味のduceをあわせて名詞化したもので、つまり「外へ導く」という意味があるそうです。 「外へ」というのは、「社会へ」という意味でしょう。 高萩市の教育目標及び運営方針のもとに成長した子どもたちが、いずれ国や地域の一員として、広く社会で活躍できるような人になってほしいと願っています。 本市の教育振興のために、教育委員の一人として、微力ながらその責務を果たしていきたいと考えております。 高萩市の教育目標及び教育運営方針に基づき、市の明日を担う児童・生徒の育成のために責任を持って職を全うする所存です。 |
委員 |
令和 6 年10月 1 日から |
子育ても終盤を迎え、必死に子育てをしてきた20年を振り返り「あの時のあの判断は正しかったのか?」と自問自答をする事が度々あります。 何が正しかったのか正解が見つかる事はありませんが、親と子が向き合い、お互いを尊重しながら共に成長できる環境を作る事の大切さを実感しております。 子どもにとっての良い環境づくりは家庭だけではなく、学校や地域でも同様にとても重要だと考え、その環境の中で子ども達が目標に向かって突き進み達成できるよう、地域全体で見守りながら高萩の大切な子ども達の成長を見届けて行きたいと思っております。 どうぞよろしくお願い致します。 |
委員 |
令和 3 年10月 1 日から |
十年一昔といいますが、社会情勢や、教育環境の変化、情報通信技術の進歩により、子どもの遊びにも、著しい変化を感じる今日この頃です。 私の子育て時代は、公園デビューと称して、自然の中で、他の母親との交流を通して子育てについて情報を交換したものでした。 今は、スマホ、子育て広場などでの、体験を通しての親子参加活動が時流のようです。 その時代のニーズにあった支援を求めての子育てをしているように見受けられます。 子育ては、今も昔も基本的には変わりはなく、子どもに愛情をそそいで育てていること、次の時代を担う人間をつくることにあると思います。 子どもたちは社会の宝であり、家族をつなぐ大切な絆です。 平成30年「高萩の教育」と「高萩市教育大綱」で高萩市の教育目標として ◎じょうぶな身体と強い意志をつちかう ◎知性にとみ豊かな情操を養う ことを位置づけています。 この基本構想、基本理念、基本政策に基づいて、時代の変化を見据えた教育の在り方を考えながら、教育委員としての重責を務めたいと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
委員 |
令和 6 年 7 月 1 日から |
人の生きる全ての活動は、心がどう動くかにより決定されます。気持ちにゆとりを持つことで、自己を肯定し、相手を承認できる力が発揮されるものだと考えます。 人それぞれに必ず与えられている世の中に役立つ能力を引き出すためにも必要な力であり、豊かな心を育成することにより、自然と学ぶ力も向上して行くものではないでしょうか。 とは言うものの、我が子を育てる過程ではなかなか理想どおりには行かないもので、その度に学校や行政の支援をいただき、感謝しながら乗り越えてきました。 また、音楽教室での指導を通し、様々な子どもたちが大人になるまでの過程に関わらせていただく中で、学校・家庭以外の地域社会での人間関係が必要不可欠なのだということを強く深く感じています。 子どもの成長は驚くほど早く、大人の都合に合わせてはくれません。各年代による適期教育が大切であり、1人1人の承認欲求を上手に満たしてあげることで、「豊かな心と健やかな体を持つ 生き生きとした萩っ子を育てます」という高萩市の学校教育・基本政策が達成されていくのではないでしょうか。 まだまだ経験不足な身ではございますが、子どもたちの豊かな心の醸成の一助となるよう精一杯努力いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 |