地震への備えは大丈夫?
~昭和56年以前建築の住宅所有者のみなさんへ~
建物が地震の揺れに耐える能力のことを「耐震性能」といいます。
昭和56年に建物の耐震基準(建築基準法)が大きく改正されました。昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた住宅は、東日本大震災、阪神大震災などでも大きな被害を受けました。今後予想される首都直下地震へ備えるため、建物の耐震性能を調べる耐震診断や、耐震性能を向上させる耐震改修を実施しましょう!
Q.昭和56年以前建築の建物とそれ以降に建てられた建物は、耐震性能にどれくらいの差がありますか?
A.耐震性能の違いについて一概には言えませんが、平成7年阪神淡路大震災において無被害・軽微な被害で済んだ建物の割合は、昭和56年以前建築の建物では34%でしたが、昭和57年以降建築の建物では75%であったと報告されております。
Q.耐震診断や耐震改修工事にはどれくらいの費用がかかりますか?
A.耐震改修は100万円から150万円の工事が多いと言われていますが、建物の規模や耐震性能によって異なります。高萩市の助成制度を利用すると自己負担2000円で耐震診断が実施できます。
さらに、補強設計に別途費用がかかります。高萩市では補強設計や耐震改修に関する助成制度もありますので、助成窓口までご相談下さい。
Q.耐震診断について誰に相談したらいいですか?
A.住宅の耐震化を促進するため、茨城県では、安心して相談できる技術者(木造住宅耐震診断士)を養成しています。県建築指導課ホームページに診断士の名簿を掲載しておりますので、お近くの診断士にご相談下さい。
高萩市の助成制度を利用する場合は、下記窓口までお問い合わせ下さい。
助成制度窓口
高萩市産業建設部 都市建設課
電話番号:0293-23-7032(直通)
耐震化全般
茨城県土木部都市局建築指導課 企画グループ
電話番号:029-301-4716