市では、持続可能な介護保険制度を構築すること並びに介護保険制度への信頼を高めていくことを目的に、介護給付の適正化に向けた各種取り組みを推進しています。
要介護認定の適正化
サービスを必要とする被保険者を認定するため、公平・公正な認定調査及び認定審査会に基づき適正な審査判定が実施されているかについて、市職員が書面等を点検します。
令和6年度実績
・市職員による認定調査票の点検:全件実施
・認定調査員研修の実施:年3回実施
・認定調査員向けeラーニングシステム(※)の活用:調査員を対象に実施
※厚生労働省の認定調査員向け学習システム
ケアプランの点検
利用者の自立支援に資する適切かつ質の高いケアプランの提供等が実施されるよう、ケアマネジャーが作成したケアプランについて、市職員等の第三者が点検及び支援を行うことにより、サービス提供内容を改善し、個々の利用者が真に必要とするサービスを確保できるよう努めます。
令和6年度実績
・ケアプラン点検の実施(18件)
縦覧点検・医療情報との突合
請求内容の適正化を図るため、国民健康保険団体連合会システムを活用し、後期高齢者医療や国民健康保険の入院情報と介護保険の給付情報の突合、事業者への照会・確認等を行い、給付日数や提供されたサービスの整合性を確保します。
令和6年度実績
・国民健康保険団体連合会委託により全件実施
住宅改修等の点検(住宅改修の点検、福祉用具購入・貸与調査)
リハビリテーション専門職が利用者宅を訪問し、住環境の実態把握を行います。利用者の状態に応じて適切なサービスが提供されるよう、住宅改修及び福祉用具の購入・貸与等についての助言、指導を行います。
令和6年度実績
・訪問件数 33件

