過度な暖房に頼らず、冬を快適に過ごすライフスタイルを
ウォームビズでは暖房時の「適正な室温」の目安を20℃としています。
冬の節電は、夏の対策よりも省エネ効果やCO₂排出量の削減効果が高いといわれています。
🔷 「衣・食・住」のひと工夫であたたかく 🔷
🔶 首、手首、足首の「三つの首」をあたためましょう
太い血管のある部分を重点的にあたためることでからだ全体があたたまり、冷え性の改善にも役立ちます。
・マフラー、手袋、レッグウォーマーを活用
・お風呂上がりには一枚多く羽織り、寝るときも首にタオルであたたかく
🔶「素材」に着目し、スマートにあたたまりましょう
より薄く、軽く、暖かく、蓄熱保湿、吸収発熱などの機能性素材は進化しています。
・機能性素材のインナーや靴下で体幹をあたたかく
・セーターなど上に羽織るものは、機能性素材を選んで着ぶくれ防止
🔶 ひざ掛けでこまめな体温調節、ストールはひざ掛け代わりにも
小さくたためるストールを用意しておくと、寒さを感じたときにさっと羽織ることができます。
スポーツ観戦などで利用されている“スポーツひざ掛け”など男性が使いやすいものもあります。
🔶「鍋」でからだも室内もあたためましょう
・湿度が高いと体感温度が上昇します。お湯をはった鍋を置いたり、ストーブの上にやかんを置いてお湯を沸かしたりすることで、暖房を抑えても寒さを感じにくくなります。
・冬が旬の食材、根菜類、しょうがなどは、からだの内側からあたためる効果があります。
一つの部屋に集まって家族団らん
暖房稼動も一台でウォームシェア
🔶 湿度を意識し、体感温度を上げましょう
同じ部屋に長くいると、実際よりも寒く感じたり、あたたかく感じたりします。
温度計、湿度計を置いて室内環境を「見える化」し、無駄な暖房使用を控えたり、逆に冷えによる体調不良にも気をつけましょう。
🔶 窓やドアからあたたかい空気が逃げない工夫を
窓、壁、床、天井(屋根)など家の様々な部分が空気や熱の出入り口になります。
特に、全体の熱の約50%は窓から流出していきます。
・窓は断熱シート、複層ガラス、二重サッシ、厚手のカーテンなどを活用
・扇風機を短時間だけつけて、上に溜まったあたたかい空気を循環
🔶 道具や小物で暖房に頼りすぎない工夫を
足下を制して冬を乗り切るために、湯たんぽや毛足の長いスリッパは、家だけでなく、職場の机の下でもぜひ活用しましょう。
また、毛足の長いクッションは腰まわりからくる冷えの予防に効果的です。
⛄ 関連リンク ⛄
🔵環境省ホームページ WARM BIZ(新しいウインドウで開きます)