豊かな自然に恵まれた高萩市には、たくさんの野生動物や野鳥、虫類が生息しています。
どの生き物も自然環境の一部です。
共生できる環境のためには、適度に距離を保ちつつ、互いの領域を守るということが基本です。
野生動物を見かけたときは
人が近付くと驚いて威嚇や反撃をしてくることがありますので、不用意に近づいたり、捕まえようとしないでください。
エサやりはやめましょう
野生動物は自立生活しており、餌付けをする必要はありません。
動物が自然の中で生きる本能を奪ったり、特定の動物だけが増えて自然界のバランスを崩すなど生態系にも悪影響を与えたり、人と動物の間で病気をうつす可能性もあります。
また、周辺へのゴミの放置は意図しない餌付けとなる可能性があります。
エサとなるものを置かない、食べられる状態にしないよう気を付けましょう。
よくあるお問い合わせQ&A
野生動物が敷地内に入ってきた場合、どうしたらいいですか?
できる限り見守ってください。
直ちに追い出したい場合は、放水や音、振動などで対応しましょう。
ただし、子どもを世話している親の鳥獣は、子を守るために威嚇してくることがあります。
慎重に追い出しを図りましょう。
巣から落ちているヒナ鳥がいるので、救護してもらえませんか?
巣立ち前後のヒナが一羽でいるのは、飛ぶ力が弱いため地面に降りているケースがほとんどです。
親鳥が近くにいますので、手を出さず、見守るようにお願いします。
親鳥がヒナを安全な場所に導いたり、エサを与えたりしながら、徐々に飛べるようになります。
人が近くにいると親鳥が警戒して近くに寄ることができずに、世話をしなくなってしまいます。
もし、生まれて間もないヒナが巣から落ちている場合、巣に戻すことができるようであれば、戻してあげてください。
人の手で救護したとしても自然の中で生きていく方法を教えることは困難ですので、自然のままにしておくのが最も良いことです。
けがをした野生動物がいますが、どこに連絡したらいいですか?
けがで動けない野生動物については、県が(社)茨城県獣医師会に委託して指定した診療実施機関で治療を行っていますので、茨城県 県北県民センター 環境・保安課(電話:0294-80-3355)へご連絡ください。
ただし、ペットや家畜など人の手で飼われていたもの、ほ乳類や鳥類以外の動物(ヘビやカエルなど)、イノシシやハクビシン、カラスなど人の生活や農作物に被害を与えるものは救護の対象となりませんのでご理解願います。
動物や鳥類の死骸を見つけたので、対処してもらえませんか?
下記のページをご覧ください。
シロアリやネズミ、ハクビシンなどの害虫・害獣を駆除してもらえませんか?
- 市で駆除は行っておりません。
専門業者へ依頼するか、駆除業者で組織する(一社) 茨城県ペストコントロール協会(電話:029-248-6421)へご相談ください。 - ハチの巣撤去については、高萩消防署(電話:22-0119)までご相談ください。
- イノシシやカラス、スズメなどによる農作物被害については、「有害鳥獣の駆除」のページをご覧ください。
迷い鳩がいますが、どこへ連絡したらいいですか?
通常レース鳩は、協会配布の「脚環」と「個人脚環」を脚につけています。
ケガをしていたり、ひどく衰弱している場合は、個人脚環に鳩の所有者名と連絡先が書かれていますので、直接所有者にご連絡をお願いいたします。
※鳩がいるというだけでのお問い合わせの対応はできかねます。
詳しくは、下記のページをご覧ください。