サービスの種類・利用料
サービスの種類
介護保険で利用できる介護サービスには、在宅で利用する「居宅サービス」と、施設に入所して利用する「施設サービス」、住み慣れた地域を離れずに生活を続ける「地域密着型サービス」の3種類があります。
※地域密着型サービスは他市区町村のサービスは受けることができません。
在宅サービス
サービスの種類 (介護予防) |
サービスの内容 |
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訪問介護 (ホームヘルプ) |
食事・入浴・排泄の身体介助や炊事・掃除などの家事援助を行います。 |
訪問入浴介護 | 移動入浴車などで訪問し、入浴の介助を行います。 |
訪問看護 | 看護師や保健師などが主治医と連絡をとりながら症状の観察や床ずれの手当などを行います。 |
訪問リハビリテーション | 理学療法士や作業療法士などが訪問しリハビリテーションを行います。 |
居宅療養管理指導 | 医師、歯科医師、薬剤師などが訪問し、医学的な管理や指導を行います。 |
通所介護 (デイサービス) |
デイサービスセンターで食事、入浴、レクリエーションなどが受けられます。 |
通所リハビリテーション (デイケア) |
医療施設や介護老人保健施設でリハビリテーションなどが受けられます。 |
短期入所生活介護 短期入所療養介護 |
短期間施設に宿泊しながら介護や機能訓練などが受けられます。 |
特定施設入所者生活介護 | 有料老人ホームなどに入居している高齢者に、日常生活上の支援や介護を提供します。 |
福祉用具貸与 | 車いすやベッドなどの福祉用具を借りられます。 |
福祉用具販売 | 排泄や入浴に使われる用具の購入費を支給します。(限度額10万円) |
住宅改修費支給 | 家庭での手すりの取り付けや段差の解消など、小規模な改修の費用を支給します。(限度額20万円) |
地域密着型サービス
サービスの種類(介護予防) | サービスの内容 |
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小規模多機能型居宅介護 | 通いを中心に、利用者の選択に応じて訪問や泊りサービスを組み合わせ、多機能なサービスを受けられます。 |
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護 | 小規模な介護老人福祉施設に入所する方が、食事・入浴、機能訓練などのサービスを受けられます。 |
認知症対応型共同生活介護 (グループホーム) |
認知症の状態にある人が5~9人で共同生活をし、日常生活の支援や機能訓練などを受けられます。 |
地域密着型通所介護 (デイサービス) |
小規模なデイサービスセンターで食事、入浴、レクリエーションなどが受けられます。 |
施設サービス
サービスの種類 | サービスの内容 |
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介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム) |
日常生活に常時介護が必要で、自宅では介護が困難な高齢者が入所します。 |
介護老人保健施設 | 症状が安定し、リハビリに重点を置いたケアが必要な高齢者が入所します。 |
介護医療院 |
長期療養の必要がある高齢者が入所します。 |
サービス利用額のめやす
認定された介護度に応じて、上限額(支給限度額)が決められており、その範囲内でサービスを利用する場合は、自己負担は1割(一定以上所得者は2割または3割)です。
ただし、上限額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分は全額が自己負担となります。
3割負担となる人
本人の合計所得金額が220万円以上で、同一世帯の65歳以上の方(第1号被保険者)の「年金収入+その他の合計所得金額」が単身340万円以上、2人以上世帯463万円以上の方
2割負担となる人
3割負担には該当しない人で、本人の合計所得金額が160万円以上で、同一世帯の65歳以上の方(第1号被保険者)の「年金収入+その他の合計所得金額」が単身280万円以上、2人以上世帯346万円以上の方
施設サービス費のめやす
利用額は施設の種類や要介護度に応じて異なります。利用者負担は 介護サービス費の1割 (一定以上所得者は2割または3割)、居住費、食費、日常生活費です。
※詳細は各施設にお問い合わせください。