多重債務について
多重債務とは?
「多重債務」とは、どのような状態のことを言うのでしょうか。金融経済教育推進機構(J-FLEC)では、多重債務問題を次のように定義しています。
「すでにある借金の返済に充てるために、他の金融業者から借り入れる行為を繰り返し、利息の支払いもかさんで借金が雪だるま式に増え続ける状態を指す。多重多額債務ともよばれる。」
つまり借金を返すために、別のところからお金を借りたことがある場合、それは多重債務の状態だということです。もちろん、借入先が1つの場合でも、返済の負担が大きすぎて生活を維持できないような場合も、多重債務状態と変わりがありません。
多重債務相談の流れ
1.消費生活センターに相談
最初の連絡は電話でも構いませんが、相談カード及び債務一覧表を作成する必要がありますので、センターまで直接お越しください。多重債務相談では借入金、借入先、家計の状況など、様々な情報が必要になります。相談に来られる前に整理しておくと、その後の相談の流れがスムーズになります。
2.センターにて内容聞き取り
相談員がご相談の内容を聞き取ります。相談カード及び債務一覧表を作成していただきます。
3.法律の専門家(専門機関)のご紹介
聞き取り内容をふまえ、センターにて弁護士・司法書士・法テラスなどの専門家(専門機関)をご紹介します。
4.紹介された専門家(専門機関)との面談
センターにてご紹介した専門家が債務者に最適な方法を選択し、解決に向けて対応します。
多重債務相談に必要なもの
多重債務の相談をする前に、次のようなことを整理しておくと、その後の相談がスムーズに行きます。
借入先の情報
多重債務問題を解決するためには、どこから・いくらのお金を借りているのか知る必要があります。以下の物を準備しましょう。
- 契約書
- 利用明細
- 取引履歴
- クレジットカード
- キャッシングカード
家計に関する情報
多重債務問題の解決には、どこから・いくらお金を借りているかだけでなく、次のような情報も必要です。
- 収入と支出はいくらなのか。
- 借入金の総額と月々の返済額はいくらなのか。
- どれくらいの財産(自宅・車など)を持っているのか。
- それらのローン残額はどのくらいなのか。
家計の全体像が分かるように、上記の点を紙に書きだすなどして整理しておくことをおすすめします。家計の状況を把握することで、多重債務の問題の解決方法の手がかりが見つかることもあります。
解決方法
多重債務問題を法的に解決する方法は4つあります。
どの方法を取るかは、各々の家計や債務の状況によって変わります。債務者と、債務整理の依頼を受けた専門家(専門機関)の間で話し合ってから、方法を選びます。
任意整理
弁護士、司法書士が債権者と交渉をして、将来利息のカットや長期分割弁済などの和解を成立させ、支払いの負担を軽減する方法
特定調停
裁判所を利用し、調停委員会を通して債権者と交渉し、債務を整理する方法
個人再生手続き
裁判所を利用し、再生計画に基づいて、債務の一部を分割返済する方法
自己破産
裁判所に申立てをして、全財産を債権者に分配し、残債務全額を免除してもらう方法
詳しい内容については、受任された弁護士や司法書士からお聞きください。
多重債務問題は、消費生活センターを経由しないで、直接弁護士や司法書士に依頼することも可能です。金銭的にお困りの方は法テラスにご相談ください。
ギャンブル等依存症でお困りの方は、消費者庁の特設ページもご確認ください。
【 相談・問合せ先 】
高萩市消費生活センター(本庁舎2階)
電話番号: 23-2114

