近年、軽い症状でも救急車を利用する人が増え、社会問題となっております。
救急車の台数は限られており、出動件数が多くなると、緊急に病院などに搬送する必要がある方への救急車の到着を遅らせることになります。救急車が本当に必要なのか、自家用車やタクシーなど一般の交通機関を利用できないか、もう一度考えてください。救急車は限られた資源です。本当に救急車を必要としている方のためにも、適正な利用にご協力をお願いします。
令和5年では救急出場件数及び搬送人員数は過去最大となっております。一時的にコロナ過により減少しましたが、ここ数年は増加傾向にあります。
救急車で搬送された傷病者の中で、軽傷の割合が全体の46%を占めています。軽症とは医療機関での初期診断で入院を必要としないものを指します。
救急車の誤った使用例
今日は入院日だから。
自家用車がないから。
早く診察してもらえるから。
タクシーだとお金がかかるから。
自分で病院を探すのが面倒だから。
次のような症状がある場合には迷わず救急車を呼びましょう。
【高齢者版】救急車リーフレット [PDF形式/586.65KB]
【成人版】救急車リーフレット [PDF形式/692.27KB]
【子供版】救急車利用リーフレット [PDF形式/697.49KB]
救急車(119番通報)を呼ぶか迷った場合には?
急な病気やケガで救急車を呼んだ方がいいのか、すぐに病院に行った方が良いのか、といった判断に迷うことがあると思います。そんな時には、茨城救急電話相談をご利用ください。いつでも医師や看護師等の専門家から電話でアドバイスを受けることができます。
おとな救急電話相談
電話番号:#7119または050-5445-2856
受付時間:24時間365日(年中無休)
子ども救急電話相談
電話番号:#8000または050-5445-2856
受付時間:24時間365日(年中無休)