近年、電気に関連する住宅火災の件数が増加しています。
現代社会では、多種多様な電化製品が作り出されて、私たちの日常生活の利便性や快適性、環境への負荷の軽減等をしてくれる一方で、誤った使用などをおこなうと火災につながることがあります。
電気器具類による火災は毎年火災原因の上位を占めており、令和4年中の住宅火災件数10,783件(放火を除く。)のうち、電気器具類による火災は2,018件と約19%を占め、住宅火災原因の1位となっています。
このような状況を踏まえ、消防庁では令和5年度に「住宅における電気火災に係る防火安全対策検討会(以下、「検討会」という。)を開催し、発火源となった機器、出火に至る経緯、被害を生じた要因等について調査・分析を実施しました。
検討会の調査・分析結果から調査・分析結果から火災や死傷者数の低減を図るため、具体的な予防策の広報等を行うことを目的として映像資料などが制作され、総務省消防庁のホームページで公開されています。
映像のリンク先はこちら→総務省消防庁「住宅における電気火災の原因と予防対策」