平成30年12月施政経過

議員各位には、日頃より市政の進展にご尽力いただいておりますことに感謝申し上げる次第であります。

それでは、平成30年第4回高萩市議会定例会を開会するにあたり、施政の経過と現況についてご報告申し上げます。

はじめに、「君田小・中学校跡地の利活用計画」の取組み状況をご報告申し上げます。

旧君田小・中学校施設を利活用したドローン操縦士養成スクールにつきましては、10月26日に施設の開所式が開催されました。さらには、今月1日に養成スクールが開校しましたので、更なる交流人口の拡大による地域活性化が図られるよう、事業者と協議してまいります。

次に、一般廃棄物処理施設の整備に向けた取組み状況についてご報告申し上げます

北茨城市との一般廃棄物処理の広域化につきましては、9月28日に、高萩市・北茨城市広域の廃棄物処理施設建設に係る財政支援に関する要望を、環境大臣及び復興大臣に対し両市長、両議長連名による要望書を提出してまいりました。
10月23日には、両市の議員の皆様にご参加いただき、先進地となります武蔵野市の武蔵野クリーンセンターの視察研修を実施し、一般廃棄物処理施設の現状の把握と理解を深めてまいりました。また、11月2日には、高萩市・北茨城市広域の廃棄物処理施設の整備促進において、両市境の県有地の譲渡について、茨城県知事に対し両市長、両議長連名による陳情書を提出してまいりました。
さらに、11月21日には、北茨城市長と共に原田環境大臣に対し、広域廃棄物処理施設建設に関する要望をしてまいりました。
引き続き一般廃棄物処理の広域化協議を進めてまいります。

続きまして、市民主役の市政を進めるため、私の政策の柱としております「誘致事業」、「交流事業」、「支援事業」の3つの柱の取り組み状況についてご報告いたします。

まず、第一の「誘致事業」についてであります。

中心市街地活性化への取り組みにつきましては、庁内各課の職員を集めたプロジェクトチームにより、これまでの経緯等について情報共有を図ると共に、本市にとりまして最善の活性化策とは何か、学識経験者や地域の方々の意見を聞く場を設け、先進地の視察なども行いながら、具体的施策の方向性や推進方策など引続き検討してまいります。

第二に「交流事業」についてであります。

市長室開放事業につきましては、第3回目を10月19日に、第4回目を11月20日に開催し、3組7名の市民の方と懇談いたしました。
参加者からは、まちづくりに関しての多岐にわたる貴重な御意見を頂きました。

国民体育大会推進事業につきましては、10月27日、28日に行われた第39回高萩市産業祭において、国体PRを実施し、国体の周知啓発に努めたところであります。引き続き茨城国体に向けて県や競技団体と連携を図りながら準備を進めてまいります。
また、茨城国体リハーサル大会関係につきましては、11月3日に水戸市長旗第26回東日本軟式野球選手権大会を高萩市民球場にて開催し、約200人の来場がありました。

ウエイトリフティング競技については、11月21日から25日までの5日間、内閣総理大臣杯第55回全日本社会人ウエイトリフティング選手権大会並びにレディースカップ第10回全日本女子選抜ウエイトリフティング選手権大会を高萩市文化会館にて開催し、約4,100人の来場がありました。
大会では、4つの日本新記録や34の大会新記録などの好記録が誕生しました。
また、市内小中学校の児童・生徒による学校応援や地域団体及びボランティアによるおもてなしにより、選手・監督、来場者を歓迎いたしました。

一方で、選手や来場者の動線、競技運営スペースの確保等、今大会の課題等を踏まえて、来年度開催されます茨城国体に向け準備を進めるとともに、大会を盛り上げるためのPR活動を引き続き努めてまいります。

次に、観光関係についてであります。

11月1日から30日まで、花貫渓谷において「紅葉まつり」を開催いたしました。本年は、例年好評の高萩駅から会場までのシャトルバスの運行に加え、新企画として紅葉が見頃となる10日から25日までの16日間、花貫駐車場、汐見滝吊り橋のライトアップなどを行い、観光客の誘客に努め、入込客数は73,360人となりました。
また、「秋のいばらきよいとこプラン」が県北四市で構成される、県北地方広域観光連絡協議会の主催により、10月19日に実施され、水戸市や東京都、福島県などから20名の方が参加し、味噌作り体験や花貫渓谷を散策いたしました。
観光振興計画の策定につきましては、策定委員会を9月 26日及び11月7日に開催し、11月27日には、視察ツアーを実施いたしました。

次に、穂積家住宅を活用したレストラン「高萩茶寮」につきましては、昨年度そして今夏に引き続き、銀座「六雁」の総料理長 秋山 能久氏に監修いただき、10月7日から12月2日まで開催いたしました。

レストランでは、常陸牛やローズポークのほか、地場野菜を使用した料理を提供し、市内外から7,054人の方にご来場いただきました。

第三に「支援事業」についてであります。

日常生活における交通手段の確保・充実に係る山間地域と市街地を結ぶデマンド型乗合交通につきましては、8月1日から試験運行を開始し、延べ119人の方が利用しております。
10月上旬には利用登録者に対するアンケートを実施いたしましたので、実際に利用した感想や要望等を整理し、本格運行へ向けた準備を進めてまいります。
高萩創生奨学金返還支援補助金につきましては、6月から申請の受付を開始し、18人から申請がありました。奨学金の返還を支援し負担軽減を図ることによって、若い世代の移住・定住を推進してまいります。

次に、商工業の活性化支援についてであります。

10月20日に商工会が主催する「まちなか大パーティー」が、駅前商店街及びイトーヨーカドー跡地を会場に開催され、多くの市民が参加し、駅前の賑わいづくりの一助になったものと考えております。
また、第39回産業祭を10月27・28日の2日間開催いたしました。庁舎周辺を会場として、市内の企業や農業関係者など約70団体の皆様に出展していただき、市内特産物などの販売に加え、市内企業のPRや警察、JRなどの制服の試着体験など、子どもからお年寄りまで幅広い年齢が楽しめる催しを行い、多くの来場者で賑わいました。

次に、独身男女の出会いの場を提供するハッピーサポート事業についてであります。

第2回コラボレーションパーティーを11月10日に開催いたしました。今回は、紅葉の景色を楽しむ市内めぐりバスツアーを企画し、男女合わせて25人が参加、5組のカップルが成立いたしました。

次に、雇用対策についてであります。

北茨城市・高萩市・北茨城市商工会・高萩市商工会と茨城労働局との間で「雇用対策協定」を11月13日に締結いたしました。同時に複数の自治体との協定は全国初であります。
今後はより一層相互に連携し安定した雇用創出に努めると共に、求職者の就職支援と地元企業の人材確保を促進し、定住人口増加へ繋げてまいります。

(子育て環境の整備)

次に、子育て支援についてであります。

子育てしやすい環境づくりを推進するため、本市の子育てに関する現状と課題の整理を行い、来年度に予定しております「第2期高萩市萩っ子・子育て支援事業計画」(5年間)の策定に向け、10月2日にニーズ調査業務を委託契約しました。

次に、幼児教育・保育環境整備についてであります。

市内の公立施設に通う保護者及び市内の民間保育園等を対象に、「高萩市公立幼稚園・保育所のあり方に関するアンケート調査」を実施し、現在集計をしております。その結果等を踏まえ、環境整備に取り組んでまいります。

(男女共同参画の推進)

次に、男女共同参画の推進についてであります。

内閣府が主唱する「女性に対する暴力をなくす運動」期間である、11月12日から25日にあわせて、市庁舎のパープルライトアップを実施しました。また、市民参加型の啓発活動としまして、市庁舎1階のフロアにおいてホワイトツリーへのパープルリボンの飾りつけを行い、多くの皆様にご協力いただきました。今後も、本運動の趣旨に基づき、女性に対する暴力の根絶に努めるとともに、男女共同参画の推進を図ってまいります。

(教育・スポーツ関係)

次に、教育・スポーツ関係についてであります。

教育関係につきましては、11月23日に、「高萩市の教育を考える集い」を開催し、今年度から始まった秋山コミュニティ・スクールの実践発表や、朗読家 見澤 淑恵さんによる講演会などを開催いたしました。

スポーツ関係につきましては、9月16日から9月26日まで、静岡県で開催されました第18回全国中学生都道府県対抗野球大会に、高萩中3年飯田 真渚斗さんが茨城県代表チームのエースとして出場し、見事、準優勝に輝きました。

次に、生涯学習活動についてであります。

文化・歴史・芸術の振興につきましては、10月8日から11月25日までの49日間、特別展示「時を写すカメラ展」を歴史民俗資料館において開催いたしました。
また、10月13日、14日の2日間「第41回中央公民館まつり」と「第26回図書館まつり」、「歴史民俗資料館イベント」を同時開催いたしました。日頃の公民館活動の成果として作品の展示やステージ発表、体験コーナー及び古本・古雑誌市などの各種企画事業を行い、公民館活動の推進、並びに図書館の利用促進と読書の推進に努め、甲冑着用体験や勾玉作りを行いました。延べ8,500人の参加がありました。

文化会館の自主事業につきましては、9月30日に「県北小さな合唱団のつどい」を10団体の参加により開催いたしました。

スポーツ振興事業につきましては、9月9日から10月7日までの、毎週日曜日に「第46回高萩市長杯争奪軟式野球大会」が、24チーム参加のもと開催され熱戦が繰り広げられました。

また、10月8日には、体力つくり市民歩く会が、市役所本庁舎をスタート・ゴールとする8.1キロメートルの周回コースでおこなわれ、191人の参加がありました。

また、11月18日に行われた全国高校サッカー選手権茨城県大会において、明秀学園日立高等学校が見事に優勝を飾り、2年連続3回目となる全国選手権へ出場することとなりました。

日頃より本市の石滝サッカー場で練習をしております選手の皆さんが、全国大会に出場することを大変嬉しく思います。

(防災・減災対策)

次に、防災・減災対策についてであります。

防災行政無線の整備につきましては、洪水浸水想定区域内へ屋外子局14局の整備を、今年度内の完成に向けて工事を進めております。
また、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、特別警報などの緊急情報を、迅速かつ安定的に伝達するため、Jアラートの新型受信機を10月31日に導入いたしました。

次に、交通安全の取組みについてであります。

11月10日に高萩地区交通安全母の会創立50周年記念式典が挙行されました。
国の財産でありますお子様やご高齢の方など、悲惨な交通事故から守るため、母の会の皆様をはじめといたしました関係機関、関係団体の日頃の活動に感謝申し上げますとともに、 引き続き、広く市民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図ってまいります。

次に、道路関係についてであります。

津波避難東西連結道路整備事業につきましては、浜野町踏切内歩道設置工事を発注し、10月20日から工事着手いたしました。併せて、国道6号と浜野町踏切を結ぶ市道1401号線の道路改良工事を発注し、工事着手しております。工事の完了につきましては、来年3月末の予定でございます。
工事の施工に伴う通行制限が長期間にわたりますので、市民の皆様には大変ご不便をおかけすることとなりますが、ご協力をお願いいたします。
また、昨年度より事業に着手しております、都市計画道路安良川下手綱線につきましては、6月に路線測量・詳細設計業務委託を発注し、現在、年度内完成に向け測量成果図を作成しております。今後も引き続き事業の推進に努めてまいります。

次に、消防関係についてであります。

秋季全国火災予防運動期間中の11月9日に、株式会社ワンダーキープ高萩の生田目 香穂さんを一日消防長に任命し、防火パレード並びに火災予防の啓発活動を行い市民の皆様や事業所等への火災予防意識の高揚を促し、関係団体との連携強化に努めました。

また、消防団活動につきましては、11月11日に消防ポンプ自動車を使った「火災防ぎょ訓練」を実施し、団員の消火技術の向上、各分団の連携強化、安全管理の徹底を図りました。
消防署におきましては、9月9日の「救急の日」に合わせ、イオン高萩店において、救急車の展示、心肺蘇生法やAEDの使用方法などの体験型イベントを実施し、救急車の適正利用を含め一般市民による救命措置の重要性について、広く広報に努めました。

また、10月12日には日立市消防本部と行政界附近における火災を想定した訓練を実施し、今月27日には、花貫さくら公園附近において、茨城県防災航空隊と山岳救助訓練を予定し、隣接消防本部や防災航空隊との更なる連携の強化、技術の向上に努めているところであります。

(農業・特産品)

次に、農業の振興についてであります。

山村活性化のため東京農業大学に委託し商品開発を進めて参りました成果である「高岡花あられ」「わら細工」などを  10月13日、14日に常陸太田市で開催された「茨城を食べよう収穫祭」、また10月27日、28日に開催した「高萩市産業祭」においても販売を行い、好評を得たところであります。
また、農道や水路の整備事業として、本年予定している水路改修工事3件のうち2件を発注したところであります。

有害鳥獣対策につきましては、11月30日現在、イノシシの捕獲数は222頭となっており、前年同時期の154頭と比較いたしますと、約1.4倍の状況となっております。

地籍調査事業につきましては、下君田6地区において、水路等の長狭物調査が終了し、現在は一筆地調査を実施しているところであります。

(医療・福祉の充実)

次に、医療・福祉の充実についてであります。

医療福祉費支給制度につきまして、本年10月1日から小児給付対象を中学生から高校生相当まで拡充しました。拡充となった対象者は、11月30日現在、645人となっております。

健康づくり事業につきましては、楽しみながら健康づくりについて学ぶ機会を提供するため、9月30日に総合福祉センターにおいて「健康フェスタ」を開催いたしました。
多賀医師会、高萩市歯科医師会、各関係団体等と協働し、講演会や口腔がん検診、体脂肪率や筋肉量が分かる体組成測定などを行いました。
また、地域の食生活改善推進を目的として活動する高萩市食生活改善推進員の養成研修会を10月に5日間コースで開催し、新たに6人の食生活改善推進員が誕生いたしました。

障害福祉につきましては、12月3日に、総合福祉センターにおいて、障がいのある方々と地域の方々との交流を目的とした「第26回高萩市障がい者の集い」が開催されました。

秋山中学校吹奏楽部の演奏、ダンスや作文の発表が行なわれ、約200人が参加いたしました。

(税務関係)

次に、税務関係についてであります。

次代を担う児童・生徒が、社会や国を支える税の意義や役割を深く理解し、税を通して社会や国のあり方について考える機会を設け、健全な租税意識を養うことを目的として、日立税務署管内の関係団体と連携し10月から1月にかけて市内の小・中学校を訪問し、租税教室を実施しております。

また、茨城県と県内市町村では、納税者間の公平性、納税者の利便性向上及び法令順守の観点から、特別納税義務者のある事業所に対して、個人住民税特別徴収の一斉指定に取り組んでおります。
平成30年度の本市の給与所得者のうち個人住民税特別徴収実施率につきましては、88.8%、県44市町村中4位でありました。
今後とも引き続き、市税の適正な賦課徴収及び租税意識の向上に努めてまいります。

(国民健康保険事業関係等)

国民健康保険事業につきましては、県が保険財政の運営主体となる新制度が本年4月1日から始まりました。現在のところ、平成30年度の事業運営及び予算執行は順調に進んでおります。今後、国、県の動向に注視しながら、年度末に向けて精査してまいります。

次に、介護保険事業につきましては、介護予防の推進を目的としたシルバーリハビリ体操指導士3級養成講習会を9月から10月にかけて6日間開催し、新たに3人の体操指導士が誕生いたしました。
さらに、家族介護支援事業といたしまして、認知症などによる行方不明高齢者の早期発見及び保護を行うことを目的とした、高萩市徘徊SOSネットワーク事業の模擬訓練を10月24日に実施いたしました。今回で3回目となるこの訓練では、在宅介護支援センターの職員が行方不明者役となり、市内を3か所に分かれて徘徊し、警察署などへの通報と声掛け訓練を行いました。地域全体で認知症高齢者を見守る体制の充実や、徘徊SOSネットワークの周知に努めたところであります。

(水道事業)

次に、水道事業につきましては、市民球場から秋山中学校までの区間において配水管布設替工事を、浄水場設備におきましては、石岡導水ポンプ場の高圧受変電設備等の更新工事を年度内完成に向け進めているところであります。

工業用水道事業につきましては、第二浄水場施設の耐震詳細診断業務委託の発注準備をしており、今後、耐震化に向け計画を進めているところであります。

また、浄水場設備におきましては、電磁流量計変換器更新工事を現在施工中で、年度内完成に向け進めているところであります。

(昨年の台風21号関係)

次に、昨年10月の台風21号による被災により全面通行止めとしておりました市道105号線についてであります。崩壊した法面の整形が完了し、安全性が確保されたことから、10月1日から作業時間を除いた時間帯で片側交互通行が出来る状況になっております。
早期完成に向け、工事を安全に進めて参りますので、ご理解ご協力を賜りたいと存じます。

 

以上、主な施政の経過と現況について申し上げましたが、行政運営につきましては、引き続き効率的かつ効果的な事務事業の執行に努めますとともに、開かれた市政を目指し、市民の目線に立って、市民主役のまちづくりに邁進してまいる所存であります。

議員各位には、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、施政経過報告といたします。

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  • 【更新日】2018年9月10日
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