令和4年12月施政経過

 ご報告に入ります前に、議員各位には日頃より市政の進展にご尽力いただいておりますことに対し、心から感謝を申し上げます。

 

それでは、令和4年第4回高萩市議会定例会の開会にあたり、施政の経過と現況についてご報告申し上げます。

 

始めに、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等」への対策について申し上げます。

 

 エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を踏まえ、本市は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、支援金等の交付を行っております。
 低所得者支援といたしましては、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担軽減を図るため、特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯に対し「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援金」5万円に、市独自の「物価高騰対策支援給付金」1万円を加算した6万円を、11月末日現在、828世帯に給付いたしました。
 また、食費等の物価高騰の影響に直面している子育て世帯に対し「低所得の子育て世帯に対する生活応援特別給付金」5万円を、11月末日現在、326世帯に給付いたしました。
 家計負担の軽減及び地域経済の活性化として実施いたします「たかはぎ生活応援クーポン」事業につきましては、各世帯へのクーポン券の発送準備を進めているところです。
 たかはぎ小規模企業者・個人事業主応援給付金につきましては、売上高が減少し、依然として厳しい経営が続いている小規模企業者・個人事業主を対象に、9月末をもって申請受付を終了し、210件4,200万円の給付を行ったところです。

 

続きまして、第6次総合計画に掲げた6つの基本政策ごとに、ご報告申し上げます。

 

初めに、安心を支える『保健・医療・福祉』についてであります。

 

(新型コロナウイルス感染症関係)

 新型コロナウイルスに係るワクチン接種につきましては、現在主流となっているオミクロン株に対する重症化予防、感染・発症予防を目的としたオミクロン株対応ワクチン接種を10月1日から開始し、11月末日現在、5,933人の方が接種を終えたところです。また、生後6ヶ月から4歳の乳幼児を対象としたワクチン接種につきましても11月14日から開始しており、市民の皆様をはじめ多賀医師会及び各医療機関並びに高齢者施設等のご協力により、順調に進んでおります。しかしながら、感染者は全国的に増加しており、日本医師会は感染拡大が第8波に入ったと示しております。引き続き市民の方々の生命と暮らしを守るため、国の接種期間である今年度末まで、ワクチン接種を計画的に進めてまいります。

 

(健康づくり推進)

 健康づくり事業につきましては、楽しみながら健康づくりについて学ぶ機会を提供するため、9月25日に総合福祉センターにて「健康フェスタ」を開催いたしました。高萩協同病院や高萩薬剤師会、多賀リハビリテーション専門職協会などの関係団体等と協働し、血管年齢測定、体力チェック、お薬相談などを行いました。また、茨城県精神保健福祉士会の冨田靖英会長によるオンライン講演会を併せて開催いたしました。

 

(地域医療対策)

 市内病院の医師確保事業につきましては、今年度から市内3病院に勤務する見込みの常勤医師の市内定住を促進することで、安定した医療体制を確保するため、医師の住宅取得費用の一部を補助する医師定住促進事業を開始しております。12月1日から県北医療センター高萩協同病院の1名の非常勤医師が本事業の利用により市内に定住して常勤で勤務を開始したところであり、さらに1名の常勤医師が新たに同病院に勤務するため市内に定住予定となっていることから、今定例会に補正予算をご提案しております。

 

(高齢者福祉)

 高齢者福祉事業につきましては、認知症の普及啓発事業として、9月24日に文化会館において「ケアニン」の特別上映会を開催し、125人が来場されました。また、10月20日には「徘徊SOSネットワーク模擬訓練」を実施し、徘徊高齢者の早期発見・保護に備えた訓練を実施しました。さらに「認知症サポーター養成講習会」を、9月28日には保健推進員、11月26日には松岡中学校1年生を対象に行い、合計66名の方が受講されました。認知症の有無に関わらず、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、引き続き事業を展開してまいります。

 

次に、たくましさを育む『教育・文化』についてであります。

 

(教育関係)

 児童生徒に、より良い学習環境を提供するための学校適正配置計画策定につきましては、10月25日に第3回検討委員会を開催し、基本方針案についての検討等を行いました。
 また、今年度末をもって、たかはぎ認定こども園への統合を予定している松岡幼稚園の園児に、新しい環境を体験してもらうため、たかはぎ認定こども園を会場とした交流会を10月11日と28日に開催いたしました。
 学校教育につきましては、小・中学校5校の訪問指導を実施し、学校経営や授業などに対する具体的な指導・助言を通して、児童生徒の確かな学力の定着に努めているところであります。また、小・中学校の若手教員の授業力向上を図るため、研究授業や研究協議会を14回実施いたしました。12月には教科等指導員による学習指導法研修会を3回予定しております。
 市内の小学校5年生を対象にした宿泊学習につきましては、自然体験や野外炊飯、テント宿泊などを、高萩スカウトフィールドで実施したところであります。1泊2日の宿泊学習を通し、高萩の自然に触れ、高萩の良さを再確認できる機会となりました。

 

(生涯学習)

 中央公民館まつりにつきましては、10月15日、16日の2日間、中央公民館、市民体育館及び文化会館を会場に3年ぶりに開催いたしました。感染防止対策のもと、規模を縮小しての開催となりましたが、諸団体にとって日頃の学びの成果を発表する機会となりました。15日には「図書館まつり」及び「歴史民俗資料館勾玉づくり」も同時開催し、子どもから高齢者まで幅広い世代の方々にご参加いただきました。
 高萩市子ども会育成連合会主催による野外活動学習「サマージャンボリー」につきましては、10月22日に高萩スカウトフィールドを会場に、「サマージャンボリーinオータム」を開催いたしました。新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、夏休み期間中の実施を見送り、対象学年を小学4年生から、5年生・6年生までに拡大し、参加しやすいデイキャンプ形式で実施したところであります。参加した27名の子どもたちからは、「すごく楽しかった」、「また参加したい」などの声が多く寄せられました。
 市民音楽祭につきましては、11月23日に文化会館において開催いたしました。19団体が参加し、日頃の練習の成果を存分に発揮されておりました。

 

(スポーツ交流)

 「体力つくり市民歩く会」につきましては、10月10日スポーツの日に、小雨が降る肌寒い中ではありましたが、47人の参加を得て4年ぶりに開催いたしました。
 また、11月23日には、高萩市スポーツ協会及び一般社団法人日本トップリーグ連携機構との共催により、SOMPOボールゲームフェスタを市民体育館で開催いたしました。陸上競技元日本代表の塚原直貴様や、本市出身のバスケットボール元日本代表の矢代直美様など10名のアスリートが講師となり、幼稚園年中から小学生までの参加者87名が、普段触れることができないボールゲームを体験しました。

 

次に、元気を引き出す『経済・産業』についてであります。

 

(農林業)

 有害鳥獣対策につきましては、令和3年度以降の豚熱の影響によってイノシシの捕獲頭数は激減しており、11月末日現在の捕獲頭数は28頭となっております。なお、本年度に創設いたしました、電気柵等の設置費用の一部を補助する「鳥獣被害防止施設整備補助」につきましては11月末日現在で9件の申請となっております。引き続き、被害防止に努めるとともに、鳥獣被害対策実施隊と連携し、対策強化に努めてまいります。
 林道小山線改良事業につきましては、大型ブロック積工等の工事契約を9月に締結し、年度内完成に向け整備を進めております。
 生活改善センターの管理につきましては、秋山生活改善センター、秋山中集落センター、石舟生活改善センターの屋根塗装工事が10月に完了いたしました。また、秋山生活改善センタートイレ改修工事の契約を9月に締結いたしました。

 

(産業祭)

 「第41回高萩市産業祭」につきましては、11月19日、20日の2日間、3年ぶりに開催いたしました。感染防止対策として、例年より規模を縮小した内容となりましたが、市内の企業や農業関係者など43団体が出店し、約19,600人の方にご来場いただきました。会場では、市内特産物などの展示即売や飲食ブース、キッチンカーなどによる地元の味の提供などが行われ、多くの方々に市産品を堪能していただいたところです。

 

(観光)

 観光事業につきましては、海岸を活用した新たな観光メニューの創出に向け、高戸前浜海岸において、9月17日から10月16日までの1カ月間「高萩 渚のサウナビレッジ」を開催いたしました。台風の影響などにより、サウナやアクティビティが中止となる日もございましたが、テレビなどのメディアをとおし、本市海岸部の新たな魅力を発信することができました。
 また、このイベントに合わせ、車中泊実証実験の第2弾を10月15日・16日に、紅葉の季節に合わせた第3弾を11月19日・20日に開催し、19名の方々の参加をいただいたところです。今後は、参加いただいた方のご意見等を参考にし、車中泊事業の更なる推進を図ってまいります。
 ライトアップイベント「タカハギ スターナイト」につきましては、11月3日から6日までの4日間、さくら宇宙公園において開催し、約3,700人の方にご来場いただきました。観光スポットの新たな魅力を引き出した今回のイベントにより、観光客に夜の高萩を楽しんでいただくコンテンツ創出の可能性を感じたところです。
 花貫渓谷における「紅葉まつり」につきましては11月1日から30日まで開催し、本年は3年ぶりに汐見滝吊り橋などのライトアップを実施するとともに高萩駅から会場までのシャトルバスの運行を実施しました。SNSを活用した継続的な魅力発信等が功を奏し、国内最大級の旅行予約サイトにおいて花貫渓谷が全国おすすめ紅葉スポットランキング第5位として紹介され、テレビ等での放映も多かったことから、平日も多くの方々にご来場いただき、入込客数は、令和3年度に比べ22.7%増の、60,280人となりました。

 

次に、快適を見守る『生活環境』についてであります。

 

(一般廃棄物処理施設整備事業)

 高萩・北茨城広域事務組合において進めている一般廃棄物処理施設整備につきましては、焼却炉や発電設備等、大型のプラント設備の据付工事が完了し、現在はプラントの電気や配管の仕上げ作業が行われております。来年初めには電力を受電し、運転調整等に入る予定であります。引き続き、北茨城市、高萩・北茨城広域事務組合と連携し、令和5年4月の稼働に向け整備を進めてまいります。

 

(地球温暖化対策)

 地球温暖化対策事業としましては、もらワンちゃん緑のカーテンコンテスト表彰式を11月21日に実施し、応募者12名のうち入賞者5名に対し賞状及び記念品を贈呈いたしました。引き続き、気軽にできる地球温暖化対策として緑のカーテンの設置を推進してまいります。

 

(交通安全・防犯)

 交通安全対策につきましては、9月21日から30日までの秋の全国交通安全運動期間において、各種関係団体等と連携し、通学路の立哨や夕暮れ時における6号拠点立哨を実施しました。
 防犯意識の啓発につきましては、10月11日から20日までの全国地域安全運動期間に合わせ、市内大型スーパーにおいて、高萩警察署と合同で街頭キャンペーンを行いました。引き続き、市民の防犯意識の高揚を図り、高萩警察署や防犯協会等との連携のもと、ニセ電話詐欺等の被害者が生じないよう努めてまいります。

 

(防災・減災対策)

 子どもたちへの防災教育につきましては、高萩スカウトフィールドにて開催された、小学5年生の宿泊学習において、9月28日に松岡小学校、10月6日に秋山小学校の児童を対象に、本市の防災について講義を行うとともに、段ボールベッドの組み立て体験を実施いたしました。
 また、11月24日には高萩小学校において、4年生を対象に、人型ロボット「ペッパー」を活用した防災授業を県の協力のもと開催いたしました。授業では地震・津波災害の際に取るべき行動や基礎的な防災について学び、必要な知識を身につけるとともに、防災意識の高揚を図ったところであります。
 市の防災アプリにつきましては、10月に、高萩高校、高萩清松高校の学校防災会議において、インストール方法や操作方法について説明を行いました。また、11月の産業祭においては、インストールのサポートなどを行い、287名の方に防災アプリをダウンロードしていただくなど、平常時・災害時ともに活用していただけるよう普及促進を図りました。

 

(消防)

 秋季全国火災予防運動期間中の11月9日には、株式会社ナジコ製作所の渡邉悠莉華さんを一日消防長に任命し、火災予防の啓発活動を行い、市民の皆様や事業所等への火災予防意識の高揚を促し、関係団体との連携強化に努めました。
 消防団活動につきましては、11月6日に消防ポンプ自動車を使った「火災防ぎょ訓練」を実施し、団員の消火技術の向上、各分団の連携強化、安全管理の徹底を図りました。

 

次に、便利さを生み出す『社会基盤』についてであります。

 

(公共交通)

 AIを活用したデマンド型乗合バス「MyRideのるる」につきましては、実証運行期間終了に伴い、10月1日から本格運行しております。引き続き、更に利便性の高いシステム構築に取り組んでまいります。

 

(道路関係)

 市道212号線道路改良事業につきましては、工業団地内の市道1013号線から一般廃棄物処理施設西側入口付近までの区間について完了したところであります。
 都市計画道路3・4・1号安良川下手綱線につきましては、道路整備に向けた用地取得のため、土地所有者との交渉を進めております。
 都市計画道路3・5・9号安良川赤浜線につきましては、浸水エリアに位置する国道6号の機能を補完する道路でもあることから、災害に強い道路ネットワークの形成に向け、本路線の事業化されていない南伸の道路線形に係る調査業務について、日立市と協議を進めております。

 

(水道関係)

 水道事業につきましては、赤浜の2箇所の配水管布設替工事が完了いたしました。現在、配水管布設替等工事3箇所、第一浄水場における薬品沈殿池及び管理棟の耐震補強工事、関口浄水場における動力設備更新工事を年度内完成に向けて進めております。

 

(情報・通信)

 シニア世代スマホ購入助成につきましては、9月21日から65歳以上の方を対象に、市内指定店舗でのスマートフォンの購入費に対する助成を開始し、11月末日現在で70件の申請を受けております。この助成により、「MyRideのるる」や「市防災アプリ」などスマートフォンを活用する機会が増えつつある中で、より多くの方がデジタル化による行政サービスが受けられるよう支援してまいります。

 

次に、底力を高める『地域経営』についてであります。

 

(市民協働)

 市長室開放事業につきましては、3回目を10月20日、4回目を11月18日に開催し、3組5名の方々と意見交換を行いました。次回は2月の開催を予定しております。引き続き開かれた市政運営に取り組んでまいります。

 

(男女共同参画)

 男女共同参画の推進につきましては、女性活躍推進に対する理解を深めるとともに、職業選択の幅を広げるため、県のダイバーシティ推進センターの職員及び市内で働く2名の方にご協力をいただき、市内中学生を対象とした出前講座を11月より開催しております。今後も多様な生き方を認め合い、誰もが自分らしく輝けるまちを目指してまいります。

 

(移住・定住)

 移住・定住の推進につきましては、10月2日に、NPO法人ふるさと回帰支援センターにおいて、出張移住相談会を開催し、首都圏で移住を検討している方に、高萩市の魅力をPRしたところであります。引き続き、高萩市の魅力発信に努め、移住・定住の推進につなげてまいります。

 

 以上、主な施政の経過と現況について申し上げましたが、行政運営につきましては、引き続き効率的かつ効果的な事務事業の執行に努めてまいる所存であります。

議員各位には、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、施政経過報告といたします。

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  • 【更新日】2022年12月2日
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